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親友を取った男の部下に堕とされました

第8章 堕ちる


「ッひ…!うぅ、あ、やぁ、あ゛ぁああああ!!!」
一瞬だけ動きの止まった指がすぐに軽く前立腺を揺すった。敏感になりきった体はそれだけで深く達して、また俺に死を錯覚させる。
怖い、怖い、嫌だ、死にたくない────!
「する゛、ヤクソクするから゛ッ、やめ、ゆるして、ゆるして…!!」
「本当に江渡貝くんが我々に協力することに対して文句を言わないって約束するんだな」
「する゛!やく、そく、する゛からぁ゛ッ」
頭を振り乱して懇願する。自分が何を言っているのか、月島に何を言われたのか、もうわからない。ひたすら、この辛いのをやめてほしかった。
「ならよし」
「ぁ、あう……っ」
くち、と水音をさせてやっと俺の肛門から指が抜かれた。その刺激でまた肩が震える。
月島は俺の尻を何か(布っぽかったので多分タオルとか)でごしごしと拭い、パンツもズボンも上げてから、抱えていた腰をゆっくりと床に下ろしてくれた。
「…は、……はぁ、はぁ……っ」
まだ体中がぞわぞわする。ぜいぜい言いながら息を整えているとペットボトルに入った水を渡された。俺が警戒することを見越してかペットボトルは未開封で、まだ力の入りきれない俺の手では開けられない。
「つ、月島さん……」
「ああ、すまない」
助けを求めるように見上げると、きゅ、と一捻りでペットボトルが開けられて返される。やっと開いたその口をすぐに傾けて、必死で喉を潤した。
「っん、ぐ、げほ、ごほっ」
「ああほら、ゆっくり飲まないから」
「げほっ、すみませ…」
月島にトントンと背中をさすられて思わず謝ってしまったが、ふと、俺は何で謝ってるんだ?と思った。さっきまで月島にひどい目に遭わされていたのは俺なのに。
「しかし、思っていたより耐えたな。数十分で終わる予定だったのが3時間もかかった」
「3時間!?」
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