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親友を取った男の部下に堕とされました

第8章 堕ちる


「ひ、ぁ゛ッ、あ、も、も、やら、つ、つきひまひゃ゛、や、やら゛あっ」

「ぃ゛う、う゛あッ、あ、やぁ゛、ん゛───ッッ、あ、あ゛ああッ」

「も、イぎたく、な、アッ、あ、ひ、あたま、おかひぐ、なう゛、う゛ぅーーー〜〜〜ッッ」


あれからどれくらい時間が経ったのか予想もつかない。もうずっと喉が枯れてしまうんじゃないかってくらい喘ぎ、叫び続けていることだけは確かだ。口の端から唾液は垂れて、目の焦点ももう合っていないと思う。失神しては快感に無理矢理叩き起こされるのを何度も何度も繰り返されて、抵抗どころか立ち上がる力すらとっくになくなってしまった。視界にはちかちかとずっと星が散りばめられて、指先まで快感に支配されている。月島は反射で暴れる俺の腰をがしりと掴んだまま離さず、指による責め苦は終わる気配がない。
「───っは、っひゅ、ひゅーーーっ、しぬ゛、しんだ、いっかい、しんだぁあ゛っ」
ひときわ大きな快感の波が襲いかかってきて、思わず息が止まる。だと言うのに一切の容赦なく刺激を続けられてボロボロと涙が零れた。息ができなくて死ぬ。窒息死する。というかマジで、息が止まった瞬間頭の中が真っ白になって気絶に近い感じになったので本気で一回死んだ。と、思っていたら全部声に出ていた。
「よかったな」
それまでずっとロボットか何かかってくらい押し黙っていた月島が不意にそう言った。
「『死ぬまで約束なんかしない』…だったか?一回死んだなら、その意地っ張りはもうやめられるじゃないか」
「……!」
目から鱗。
正直な所、快感が過ぎて脳みそがグズグズになっていて、なんで今こんな目に遭ってるかも忘れていた。そうだった、俺は今、「約束」をするかしないかでこんな辛い目に…
……約、束?

…約束って、何だったっけ?
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