第2章 1~5日目
4日目。
「おい、雪乃。今日、だよな?じゃれたり、舐めたりしていいのって。」
土方が部屋に入ってきて一番最初に発したのはこの一言だった。
「はい、そうです。というか私が言おうとしてたのにー…」
少し残念そうにする雪乃に対して土方は少し勝ち誇ったような顔をしていた。そして、服を脱ぐと
「今日は、少し期待していいんだよな?」
といった。
「んっ…十四郎さ、気持ちいいですか?」
雪乃は土方自身を口に含みながら、上目遣いに言った。
其の顔をみてゾク、と来たひじ方だったが、あえて顔には出さず、
「あぁ…此れで挿入るなって言うほうが酷いな。」
といい、雪乃を見た。そして暫く其の状態でフェラさせた後、「もういい、」と土方は言い、雪乃を抱きかかえ、シックスナインの体勢をとらせた。
「そのまま咥えてろよ?」
といい、其の状態のまま、雪乃の蕾を弄る。
「ふぁ…十四郎さん…ひぁ、」
快楽の波が押し寄せてきてフェラできずにいると、
「どうした、口止まってるぞ?」
とさらに刺激してくる。喘ぎながら土方自身を口に咥えれば此方も負けないように指も使い刺激する。
水音が部屋に響く。
誰かに聞こえていないか、なんて心配していたが、そんな余裕はもうなく、雪乃は絶頂に達しようとしていた。
同時に土方もそうだった。3日間の我慢は快感をさらに強くしていたからだ。
「っ、十四郎さん、も…っ無理…、」
「あぁ、俺もだ…雪乃。」
そして、二人は同時にイった。雪乃の顔に白濁が飛ぶ。其れを指で拭う雪乃を土方は抱きしめて
「明日、楽しみだな。」
といった。雪乃も
「そうですね。」
と笑いながら同意した。