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土方さんと5日間のゲーム。

第2章 1~5日目


2日目。

「今日は裸で抱き合ったり、触るだけ、です。キスや舐めるのは厳禁。」
そういった後、雪乃と土方は服を脱ぎ、抱き合う。
ただ抱き合ったり触ったり、というのは土方にとってはとても物足りないもので内心、
「あぁ、早くヤりてぇ。」
なんて思いつつ其の状態でいた。
すると、雪乃は土方の胸板の辺りに手を当てた。そして、
「やっぱり、物足りないですよね…私が無理やりつき合わせたことですし嫌なら嫌、といってください。」
と少ししゅん、とした顔で言った。だが、土方は雪乃を抱きしめて、
「別にいい。それに…俺も調べたが本来の目的は愛を確かめるため、なんだろ?だから5日も掛けるって書いてあったしな。」
といい、少し笑って雪乃を撫でた。
「俺も確かに早くヤりてぇ、とは思うが御前への愛情がどれだけのものかを証明できるなら、我慢する。」
と決意をこめた表情で言った。雪乃は土方を抱きしめ返して
「有難う御座います。」
と笑った。

2時間後- 「土方視点」
こうして俺は雪乃の部屋を出て廊下を歩いていく。すると、総悟がでてきてニヤニヤしながら
「土方さん、セックスはおろか、キスも禁止されたんですかぃ?とうとう、別れ際ですかぃ?」
と悪意をこめた言葉で言ってきた。俺は溜息をつきながら
「違う、ポリネシアンセックスだ。5日間掛けて行うらしい。」
という。すると総悟は
「最近話題でさァ、遊女とかの間で。なんでも愛を確かめ合うセックスだとか。」
と頷きながら言う。そして
「ま、二人の邪魔はしないんで。せいぜい煩くしないように御願いしまさぁ。」
といい部屋へ戻る。
…俺、後3日我慢できるだろうか。
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