• テキストサイズ

土方さんと5日間のゲーム。

第2章 1~5日目


1日目。

「まず…セックスがしやすいように環境を整えます。」
「え、其処から?」
雑誌を片手に雪乃は言った。其れを聞いて土方は少し怪訝そうな顔をした。それをじろり、と雪乃は睨んで
「いいから。早く片付けますよ。」
と土方の部屋を片付け始める。元々ものは少ないのだが沖田や山崎らが置いていった雑誌などが脇に詰まれているため少し狭くなっている。其れを片付け始める。
「本当に、4日後には気持ちよくなれるんだろうな?」
土方は、まだ疑っているのか雪乃を見る。する雪乃は自信たっぷりの顔で
「はい、…と雑誌に書いてありm「雑誌かよ!…まぁ、したこと無いわけだしな。」
と突っ込みを入れた後少し考えて落ち着く。
そして少しずつ掃除をしていくと、スペースが出来てきた。
「此れで少しはいいんじゃないですか?」
「ん…あぁ。そうだな。…今日此れで終わりか?」
「終わりです。」
そういって雪乃は頷く。早っ、と土方はいうが今日は其れで終わりなのだから仕方が無い、と思いとりあえず座る。
「じゃぁ、明日の予定を伝えておきますね。明日は裸で抱き合ったり、触れ合ったりするだけです。」
淡々と言われれば、土方は少し不満げに
「早くヤりてぇ。」
と呟いた。すると雪乃は相手の口に人差し指を当てて
「まだ、駄目です。私だって我慢しているんですからね。」
といって自室へと戻った。

土方は、一人部屋で早く明日にならないか、とぶつぶつ呟いていた。
/ 9ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp