第20章 アングレカムの願い事
外に出ると信じられない光景が広がっていた
「嘘…あれは…デイダラ……し、死んだはずじゃ…」
「あれ?ぞろぞろ雑魚達が出てきたな、ウン。
あ、お前は…花びらの嬢ちゃんじゃねぇか。久々だな!ウン。」
「そ、そんな…」
驚いていると後ろから声が聞こえる
「皆んな出てきたか!予定より早く見つかってしまったようじゃけ…!」
「オオノキ様、ご無事でしたか」
「ヤマト、ワシを舐めてもらっちゃ困るぜよ、しかし面倒なことになった。アイツは大蛇丸の手下じゃな?」
後ろを見るとデイダラと共に当時の大蛇丸そっくりな人物が立っていた
「あ、あなたは…カブト…!」
「楓か、懐かしいね。元気にしてた?」
「…っ!あなた、何をしたの!?どうしてデイダラが生き返って…!」
「説明する義理はないよ。ここで君たち全員殺してナルト君達を早く捕まえなきゃいけないからね」
カブトは暁の仲間になったってこと?
何が起きてるの?
「楓、気をつけて…くれぐれも生命エネルギーは使わないで」
耳元でテンゾウお兄ちゃんが囁く
「…うん。草遁でなんとかする」
「行くよ」
テンゾウお兄ちゃんの合図と共に戦いが始まった