• テキストサイズ

届かぬ想いと隣の君【NARUTO】

第20章 アングレカムの願い事


「なんだか恥ずかしいです…そんなすごい人間ではないんですが…
これから少しの間よろしくお願いします。
テンゾウお兄ちゃんに少し修行をして欲しくて、数日間お邪魔します。」

「テンゾウ…?こいつテンゾウ?」

キラービー様の頭の上ではてなマークが浮かぶ

「あ、そっか、ヤマト隊長か!」

「もう楓、このくだり何回目なんだい?言い方変えることはできないの?」

「テンゾウお兄ちゃんはテンゾウお兄ちゃんだからなぁ。
ヤマト隊長は私のお兄さんみたいな方で、私の師なんです。」

「ヤマトに妹、オレには兄貴!皆んな仲良く修行でハッピー!イェー!」

幸せそうに暴れるキラービー様の後ろで少し浮かない顔のナルト君が目に入る

そっと近づき小声で声をかける

「ナルト君も。同じ班だからおんなじ家族。私も家族はいないから。だから私にとってはみんなが家族。私の話、キラービー様にしてくれてたの、なんだか嬉しかった。ありがとう」

「楓ちゃん…」

「任務の邪魔はするつもりないけど、ご飯とかはぜひみんなで一緒に食べよう!またナルト君と一緒に過ごせるの嬉しい。」

「ありがとうだってばよ。オレも頑張んねぇとなぁ!」

「その調子!これから数日間よろしくお願いします」

「おぅ!」
/ 372ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp