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届かぬ想いと隣の君【NARUTO】

第19章 守りたい日常


私は昔から印を組まなくても小さい植物を生き返らせる事ができた
勿論、草遁を使えばもっと大きいこともできる。
ただその二つは少し違ったの。
草遁は印を組んでチャクラを使う、今の印を組まずに起こすアクションは生命エネルギーを使った。

つまり、自分は体内で形成されるチャクラとは別で体外に存在する生命エネルギーを集めて使う事ができる。
今まで、自然にやっていたから気付けなかったんだ。
でも大きいエネルギーを体内に入れるとどうしてもチャクラの流れと喧嘩してしまったみたいで、意識を失ってしまったの。

戦争の話を聞いて自分も役に立ちたいと思った時、自分にできることはこれしかないと思った。
これをナルト君みたいに上手く扱う事ができれば…チャクラと生命エネルギーを融合をして生命エネルギーを操る事ができたら…
自分の忍術はもう少し役に立つものになるかもしれない。
先生、私はこれを頑張りたいの」

暫くカカシ先生は信じられないと言ったような表情で私とイチゴを交互にみていた

「ナルトの仙人モードに関しては、下手したらナルトは蛙になってしまったんだ。自来也様でさえ、仙人モードの時の見た目は人間と蛙の間、完璧に自然エネルギーを使いこなせてはいなかった。
楓、これはすごくリスクが高い。それにオレは生命エネルギーを元々感じる人に初めてあったからどう修行すればいいのかさえ…しかし…すごい力だな…」

私もわからなかった
でも今のようにチャクラを流し込んでもらって
体内でチャクラと生命エネルギーの均衡を保つにはどうすれば良いのだろう
お母さんはこれをどうやっていたのだろう

「とりあえず同じ陽のチャクラを使えるテンゾウには話した方が良さそうだ。修行もオレよりもテンゾウのが適性が高そうだな…」

「カカシ先生、ありがとう。」

「いやーしかし…この苺どうするのよ」

「…あっ。」

カカシ先生は相変わらずだなと優しく笑う
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