第2章 以外×ナ×相手
昼食を食べ終え、それぞれが持ち場に戻るなか、船長に声をかけられた。
「ニーナ。 あと数時間で目的の島に着くんだが、そこで漁の手伝いを頼む」
「はい! でも船長、私漁というものをした事がありません。 大丈夫でしょうか?」
「心配いらんよ! ただ思いっきり引っ張ってくれればいいさ」
「はい! あの、」
「ん?」
「目的の島というのは、どんな島ですか?」
「そうだねぇ…小さな島だが良く魚が取れるし、島民も親切で漁がしやすい、とても良い島さ」
船長の言葉に、未知の島への期待が膨らんでいく。
「あ、そういえば見た目も人気で、くじらに見えるんだよ。 だから、くじら島って呼ばれてる」