第1章 寝るので忙しいんです
はい、どうも恵です。
現在車に乗ってます。
向かう先はもちろんデパート!
人通りは多いけど、色々買えるし何より視線が痛くない!
三人の服も買おうかな、なんて思いながら運転中。
もちろん、ハンズフリーで電話をしながら。
『あ、佐助くんー?』
佐「やっほ~、っていうかまだ名前を聞いてないんだけど」
『名乗りそびれたからね。柊 恵って言います』
佐「恵ちゃんかぁ、戦国時代に帰れるまでよろしく~」
『はい、こちらこそ~』
他の家に行ってもらおうと思ってたけど、佐助さんの株はぐんぐん急上昇中。
このまま一緒に暮らすのも楽しそう。
佐「いやぁ、離れてても会話が出来るって便利な世の中だね~!」
『未来の世界にいるご感想は?』
佐助くんの楽しそうな声を聞きながら運転をする。
誰かと会話をしながら運転するのって久々だから楽しいなぁ。
佐「色々便利な世の中になってるから外も気になるな、なぁんてね!」
あぁー、そういうことか~。
外に出たいと?
『平和な世の中だから、武器類を持ってると皆怖がっちゃうからなぁ』
佐「まぁ恵ちゃんを見てれば実感はできるわ。とりあえず、その点は了解!旦那達にも伝えとくぜっ」
『ありがとう、助かるよ~』
家に帰るために車を引き返す。
でも、このままじゃ伊達の二人に悪いから飲み物は手短に終わらせよう。
コンビニを探していると、すぐに見つける。
期間限定のジュースと麦茶をチョイス。
どっちも一番特大サイズ。
佐「にしても、伊達が揃ってるなら武田だって揃うべきだよねぇ」
『後二人、かぁ』
佐「そうそう!大将と旦那が居ると賑やかになるって!」
やっぱり二人がいないと寂しいんだろうな。
やはく二人に会えますように…。