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私だってチタタプしてヒンナしたいっ!

第10章 お見合いをぶち壊せ!




(怖い怖い怖い怖い怖いっ!!
無言で見つめるのやめて!!!)


は胃がキリキリ痛むような気がした。
それぐらいストレスを感じた。


「…………聯隊旗手候補だそうですね」

「…………えっ!?
あ、はい!」


尾形に声をかけられて驚く。


「さぞお父上も鼻が高いでしょうなぁ。
自慢の息子が聯隊旗手になったら」

「………………さぁ?
父のことですから聯隊旗手になって当たり前と思っているのでは?」


の返答に少し目を見開いて驚く尾形。


「あの人は昔から自分の事しか考えてませんよ」


は唾を吐き捨てるように言った。


「では。
私はこれで失礼します」


は鶴見達に敬礼をすると帝国ホテルを後にした。


「なかなか面白い子だろう?」

「えー?
そうですか?」


鶴見の問いかけに宇佐美は不満そうに頬を膨らます。
尾形は返事をせずにただジッとの出ていったドアを見つめていた。











「ど、どうしようついに死亡フラグと出会ってしまった………!!
勇作と尾形って軍に所属してから会うと思ってたのに………!!」


は頭を抱えた。








一方その頃、杉元は。


(接吻…………しちゃったんだよな…………。
意外と唇、柔らかかったな…………)

「って何考えてるんだ!
俺っ!!」


杉元に着せる服を持った菊田と合流するまで杉元はとキスした事が頭から離れなかった。




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