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私だってチタタプしてヒンナしたいっ!

第7章 みたらし団子の怨みは忘れない




「そうだなぁ。
私のオススメはみたらし団子だな。
みたらしのタレが程よい甘さでうまいぞ」


突然聞こえた第三者の声にと大和は驚いた。
そして声のした方を振り返るとそこにいたのは鶴見だった。


「つ、鶴見少尉殿っ!!」


と大和は慌てて席を立ち、敬礼をする。


「この前ぶりだな。
2人とも。
楽にしなさい」


鶴見に言われて、2人は敬礼を止める。


「せっかくだ。
私たちも一緒に団子を食べてもいいかな?」

「もちろんです!!
な、勇作!!」

「はい」


鶴見の発言には私たち…………?
と疑問を持ち、辺りを見回した。

すると小柄な軍服を着た男と目が合った。


「ひぇっ…………!!」


思わず情けない声が出ては思わず口を手で押さえる。


(な、なぜ……………なぜ月島軍曹がいるの…………!!!!)


もうは念願の甘味どころではなくなった。
何故なら小柄な軍服の男、月島はの1番好きなキャラだったからだ。


(月島軍曹と会うときは心の準備をさせて欲しかった……………!!
神様のバカヤロー!!!!)


もう好きなキャラが目の前にいるせいで緊張と喜びでいっぱいになる。


「どうした?
勇作君。
顔色がいつもと違うが?」


鶴見がの顔を覗き込んできた。


「あ、いえ。
大丈夫です」


ぎこちない笑顔で返す。


「そうかい?
無理はしちゃいけないよ。
月島こっちに来なさい」


鶴見が月島に呼びかけて月島が達の方へ歩いてきた時、は月島軍曹が動いてる………!!と謎の感動をしていた。

「はじめまして!
陸士の 大和です!」


大和がそう挨拶した。
その瞬間、は我に返った。


「同じく陸士、花沢 勇作です!」


も慌てて挨拶をした。


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