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第2章 GAMEスタート
突然声をかけてきたのは
中島健人という先輩だった。
優しそうな笑顔と声。
王子様と呼ぶにふさわしい人だと思った。
「キミの名前は?」
「あ...安田夏美といいます!」
緊張してやや声が震えていた。
「2年生だよね...よかったら俺が教室まで案内して...」
「やめときなよ」
突然
違う男の先輩が現れた。
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