第2章 GAMEスタート
健人Side
俺はGAMEスタートと送信した。
参加者は俺や菊池風磨、2年、それから中学で仲の良かった新入生。
全員で7人だ。
ではでは...
ターゲット一番最初に
アタックさせてもらいまーす
俺は正門に立っているその女の子に声をかけた。
「キミ転入生?」
できるだけ優しい笑顔と声で。
「あ...はい」
やや恥ずかしそうにほほ笑む女の子。
やっぱ可愛い
「俺、ここの3年の中島健人!よろしくね」
「あ....よろしくお願いします」
うん。めっちゃいい子だ。
こんな子...他のやつらにはもったいない。