第2章 GAMEスタート

健人Side



「やめときなよ」



現れたのは同い年の菊池風磨。



いいとこだったのに...



「俺、中島と同い年の菊池風磨です。こいつ、めっちゃ女遊び激しいからあんま話さない方がいいよ」




風磨は夏美ちゃんの手をつかんで真剣な表情をしていた。



いつもはこんな表情しないくせに...



「違うよ！俺、女遊びとかしないし...」




うん。しているかもしれないが激しくはない。



「とりあえず...中島だけはやめといたほうがいい」



「あ....えーと...」




ほらほら....夏美ちゃん困っちゃってるし



「風磨のことは信じなくていいよ！！」



「いや、俺のこと信じて！！」