第2章 いくら、まーくん相手でも…【R18凛月・真緒】
凛月side
俺はなんだか今日は機嫌が良くない。
‥そういう日もあるかと思い、三人でいつも通り登校した。
‥今思えば、この三人の淀んだ関係に限界が来ていたのかもしれない。
俺はいつものように雪奈にサボろうと言った。
凛月「雪奈。抱き枕になって〜」
雪奈「ちょ。真緒く‥
と、いつものように雪奈はまーくんを呼ぶ。
何だかそれが、今日は一段と嫌だった。
凛月「いいから来いって言ってんじゃん」
乱暴に雪奈の手首を掴み、教室を出ていく。
雪奈「痛っ!力強い!ってどこに行くの?!」
丁度まーくんはいなかった。
嵐「ちょっと、女の子に乱暴は‥」
と、クラスの皆の制止もロクに聞かず、駅へ向かって電車に乗る。
行き先はもちろん俺の家。