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*大切な人*

第2章 ~現在~


裕「はい、詩織…って何こっち

見て笑ってんの?」

詩「えっあぁ、ごめん気に

しないで。」

そう言ってノートを受け取ろう

とした。その時、ノートを取ろ

うとした手を裕太に掴まれた。

裕「答えるまで離さないよ?」

詩「先生にばれちゃうよ」

裕「いいよ、言って?」
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