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*大切な人*
第2章 ~現在~
私は掴まれてない手で夏樹の服
の袖を引っ張った。
夏「どうしたの?」
こっそり私に話しかける夏樹。
詩「助けて…(泣)」
夏「はいはい。」
裕「何話てんの?」
少し怒り気味の裕太。
夏「裕太くん。詩織、裕太くん
の髪の毛についてるゴミのこと
言おうとしたの。でも、裕太く
んノート写すのに集中してたか
ら言えなくなっちゃったの。」
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