《モブサイ》サギ師のあなたに脱がされて (霊幻/R18)
第4章 チョコより甘く愛されて
思わず笑ってしまう。
だって、普段あんまり霊幻さんの口から聞かない言葉だもん。
「何笑ってんだよ……」
横を向いて口を尖らせるのが可愛い。
霊幻さんって、急に子供っぽくなるときがあるんだよね。
「わかりました」
霊幻さんに抱きついたまま、私は身体を上下に滑らせた。胸の膨らみが霊幻さんの厚い胸板に擦れる。
「ぅあっ……すげっ……」
霊幻さんの口から吐息がこぼれた。
「んっ……もういいですか?」
「っ、くっ……。いや、もっと念入りに頼む……」
苦しそうに歯を食いしばっている霊幻さん。
念入りにっていわれても。
私は霊幻さんの肩を掴むと、スピードを早めて胸を擦りつけた。泡のおかげで滑りがいい。
「あっ、ぐっ、ぅ……う……ぐううっ……」
霊幻さんが震えだす。
気持ちいい? 感じてくれてるの? もしそうなら嬉しい。
「ん……ぅ、霊幻さん……」
私はさらに下まで身体を滑らせた。
硬くなった霊幻さんの肉棒に胸の先端が当たる。
「あんっ……霊幻さん、大きくなってる」
「当たり前だろ。こんなことっ……されたら……。ゆめ、頼む……挟んでくれ……」
もう、霊幻さんのエッチ。
大きく太く勃ちあがった欲棒を胸のあいだに挟む。両側から膨らみを押して包み込むと、霊幻さんは天井を仰いで声を上げた。
「ぐあっ……ゆめ……すごい……」
挟んだ欲棒を揉み込むように胸で刺激する。私の胸の中で霊幻さんのそれは、さらに硬度を増した。
「霊幻さん、気持ちいいですか?」
「っ……ああ……くっ……すごくいい……」
二人きりの浴室で大好きな霊幻さんとこんなことしてるなんて、自分も興奮してしまう。
「霊幻さん……好き……」
反り返った先端を舐めると、霊幻さんの身体はビクビクと痙攣した。
「くっ、ゆめ! 待て! また出ちまう!」
霊幻さんが慌てて離れようとする。
「いいですよ、出しても」
「よくない! 今度はゆめの中で出すって決めてんだよ!」