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《モブサイ》サギ師のあなたに脱がされて (霊幻/R18)

第6章 温泉旅館でときめいて


うなずくと、霊幻さんは身体を起こした。今度は私を布団に組み伏せる。

「上に乗られるのも好きだが、やっぱり最後は俺が乗りたいからな」

私の頬を優しく撫でると、霊幻さんはピストンを開始した。

「あっ……! あ! あ! あ! あ! あああぁっ……」

声が止まらない。浴衣姿の霊幻さんに責められながら、私は喘ぎ乱れた。

「また塞ぐか?」

霊幻さんが身体を低くし、私の唇を奪う。

「んぅっ……! んんっ……!」

霊幻さんは抽送のスピードを上げた。

たとえ声が聞こえていなくても、この激しい音で周りにバレちゃうんじゃない? でも……もう……どうでもよくなってきた。聞こえてもいいや。だって気持ちいいんだもん。

霊幻さんが唇を離した。

「ゆめ……出すからな……」

私の腰に手を当て、強く突く霊幻さん。

「あああんっ……アアッ……ンッ……あ……あっ……!」

霊幻さんはわかっている。どこを突かれたら私は気持ちいいのか、喘ぐのか。すべて彼には視えている。

霊幻さんの腰の動きが一段と激しくなった。

「ぐぅっ……俺もうっ……イクッ……」

苦しそうな声とともに膣の中が熱くなる。

「あ……」

たっぷり注がれて、私はうっとりと宙を見つめた。

「ゆめ……」

目の前には荒い息をしている霊幻さん。浴衣が乱れて艶かしい。

秘部をティッシュで拭くと、私たちは改めて抱き合った。

「明日の朝、温泉に入ります?」

「ああ、そうだな……」

また口づけから始まる。

「なぁ、悪いがもう一回浴衣を着てくれないか?」

霊幻さんは唇を離して微笑んだ。

「もう一回?」

「もう一回。浴衣のゆめとバックからもしてみたいと思ってな……」

もう、霊幻さんってばエッチなんだから。でもいい。そんな霊幻さんが好きなんだもん。

壁に映った二人の影が揺れる。浴衣を拾い、身に纏った。

「霊幻さん、着ました……」

大きな腕がまた私を掻き抱く。

ずっとあなたにときめいている。いつもときめいている。こんなに大好きになれる人なんて、きっともう一生出会えない。

「ゆめ……」

唇を重ね合いながら、互いの身体を弄る。私たちは再び布団に沈んだ。




―END ―

 


















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