《モブサイ》サギ師のあなたに脱がされて (霊幻/R18)
第4章 チョコより甘く愛されて
「霊幻さん……」
恥ずかしそうに俯く彼女。
もう付き合って四ヶ月。何も初めてするわけでもないのに緊張しちゃって可愛いやつ。まあ、俺も内心はドキドキしているが。
ベッドに引っ張り込みたい衝動を抑えて、しばらく待ってみる。ゆめが次にどうするのか少し興味があった。
「「…………」」
彼女はモジモジしながら俺の前に立っている。赤い照明の効いた静かな部屋。沈黙が俺たちをジリジリと焦らせる。
早く抱きたい。でも、まだだ。
「あの……」
とうとう微妙な空気に耐えられなくなったのか、ゆめが困ったような顔で俺を見た。
「ん?」
俺はベッドに座ったまま。
「その……」
「どうした?」
「…………」
「なんだよ?」
次の瞬間、
「もう! 霊幻さんのイジワル!」
突然ゆめが俺に抱きついてきた。
「おわっ!?」
勢い余ってベッドに背中から倒れ込む。
「なんで黙ってるんですか!? もうっ!」
「お、おいっ、ゆめ……」
予想外だった。まさかこいつに押し倒されるなんて。
「ちょっとはリードしてくれてもいいじゃないですか!」
ギュッと抱きすくめられ、思わず喉が鳴る。
ゆめのほうから強引に来るのは初めてかもしれない。いや、紛れもなく初めてだ。
とたんにムラッときた。今すぐ組み伏せてめちゃくちゃにしたい。でも我慢。せっかくホテルに来たんだ。じっくり楽しみたい。
「悪かったな。ゆめがどんな反応するのか見たくなってな」
可愛い尻に両手を置く。彼女がハッとするのがわかった。
「れ、霊幻さんっ」
「このまま俺の上にいていいぞ?」
こんなの絶対に揉んじゃうよなぁ。
手を動かし柔らかい尻をタイツ越しに刺激すると、ゆめが小さく震えだした。
「んっ……ちょ、ちょっと霊幻さん……」
耐えている顔がたまらなくエロい。
「ゆめ、タイツが邪魔だな。脱がしてもいいか?」
「えっ、でも――」
俺は構わずゆめのタイツを下着ごと膝までずり下げた。
「あ、すまん。下着も一緒に脱げちゃったな」
「ええっ!? きゃあっ!?」
改めてゆめの尻を鷲掴みにする。今度は直だ。手のひらに吸い付くような尻肉。
だめだ。興奮する。
俺は夢中で揉みしだいた。