第2章 精神界と現実と人と嘘とうちと真実
うちは、ずっと消えたかった
人とは少し違くて人の精神に繋がってしまう
酷い時は人ならぬ者も連れてしまう
言いたくは無いけど1人になりたい
1人になるなら目立たない様にするし
潜めてもいい
なのに1人になれない
罪歌さんが、花咲が迚羨ましかった
1人ですっと生きる姿が凄かった
強かった、羨ましい
うちは1人になりたいんよ
誰も1人にさせてくれん
また、嘘を吐こう
醜いけど嘘を吐いてバレない様に自分の心に仮面をして隠そう、それで見つからない様に
また嘘を吐き続けて自分と言う自分を殺そう
うちが私である為に私がうちである為に
うちに取り憑いた知らないお爺さんの為に
誰かうちを消して下さい
神様、どうか私(うち)を消(殺)して下さい
貴方が(神様が)居るのなら消して下さい
人の精神に入ってしまう私(うち)をお許し下さい___________