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仮面の殺人鬼の私と精神界で閉じこもる少女

第3章 仮面の殺人鬼は_____


「ヒーフーミーよー」
部屋で1人少女が仮面を数えていた
罪歌の部屋には沢山の仮面が置いて合った
仮面.....人の顔の皮で作った仮面だ
皮に傷一つ無い
綺麗に剥がれている
「ふふっ、森月さんと花咲さんの皮で作った仮面はどんな風になるんだろうなぁ」
仮面の殺人鬼はうっとりしながら1人呟いた
カポッカポッ
部屋に仮面を重ねる音が響く


彼女は人を殺すのに何の躊躇いもない
殺すのに快楽をしてる
人を殺すのを楽しんでいる
目撃なんて誰もしない
ただ1人言うのは仮面を付けた少女だと
それ以外の情報は無い
彼女は服さえ同じだが仮面は違かった
時には殺した奴で作った仮面
時には狐の面と______
彼女は仕事の為なら誰それ構わない
例えそれが友人でも____

彼女は夜になりまた何時もの格好で外に出た
フードを被り仮面を付けて
彼女の今回のターゲットは彼女の友人のユナだった
「あーあ、ユナともこれでお別れかなぁ」
仮面で見えないが笑いながら言った

「ふふっ予めユナ家行っといて良かったぁ、でもユナの夢は私を捕まえる事だったけ?残念だねぇ」
1人クスクス笑いながら言う
ピンポーン
インターホンが音を鳴らす
「はーい」
家の中からパタパタと走ってくる音を聞いた
ドアを開けたのはユナの母親だった
「あら?どうしたの?罪歌ちゃん」
罪歌は予め仮面を外していた
フードを深く被り
「ユナのお母さん、ごめんなさい、突然お世話になってた叔父さんに怒られて家出しちゃって」
苦笑いをしてそう言った
罪歌は演技は嫌いでは無かった
だから慣れたもんだと使った
「あら?そうなの?良いわよ上がって?」
罪歌の演技に騙され易々と上がらせる
罪歌に後ろ姿を見せるユナの母親
「ここ最近周りに殺人鬼が彷徨いてるらしいからね、危ないわよね」
その殺人鬼を家に上がらせようとしてるのも知らずに話す
「そうですね、でもユナのお母さん、もうそんな話聞かなくて済みますよ」
罪歌は少し笑い言った
「え?」
罪歌はユナの母親が自分の方に向く前にでかい包丁で一思いに斬った
ドサッ
血を溢れ出しながら倒れて行った
幸いユナの家は母子家庭だった
「お母さーん?」
ユナが2階から降りてきた
「あれ?罪歌?え、お母さん?」
罪歌の足元に転がる母親を見つけてユナは座り込む
「やっほーwユナーw」
何時もの笑顔を貼り付けてユナに近付く
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