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仮面の殺人鬼の私と精神界で閉じこもる少女

第2章 精神界と現実と人と嘘とうちと真実


朝になってうちは何時ものの様に起きる
髪を簡単に梳かして終わる
制服に着替える
うちはスカートが嫌いだった
短くて下がスースーするんだから
何時も父親が行ってからうちは起きる
若干殴られた所が痣になっている.....
好かれたい訳じゃないけど、殴るのは辞めて欲しい......
朝ご飯も食べないで寝ている母親を置いて外に出る
誰もうちを見ない
何事も無いように歩けば不振がれない
このまま誰にも会わなければ良いのに
そう思うけど現実はそうはいかない
「あ、森月じゃーん、おはよぉ♪」
「ねーぇ、まだそんな髪型してんのぉ?」
年上の先輩に絡まれた....
少し前まではうちに仲良くしてくれた人だった
だけど、うちがこの髪型だから煙たがれる様になった
「や、あの......」
余り関わりたく無かった
なのに、そう出来ない....
怖いしか出てこない
目立ちたくない、消えたい
そんな、言葉が頭の中で回ってた
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