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DeadbyDaylightその他ホラゲ 夢小説   短編

第3章 黒歴史だったので短編に移動



無駄に怒っていたって意味が無い

とりあえずこの男に慣れなくちゃ今後…いや別に慣れなくて良くない?

もう面倒だし嫌いだし無理しなくていいよね

なんの為にこんなゲスと仲良しゴッコをしなくちゃいけないのさ


『お願いだから帰ってよ』


「うーん…そんなこと言われてもなぁ…」


相変わらずこの男はヘラヘラと笑っていて帰ろうともしない


『あんたねぇ…!何が目的なの?いい加減にしてよレイス
いい?こっちは迷惑なの、とってもね!』


「そうだね…君のこと大好きだよ」


『は?』



突然何を言い出すんだコイツ
ふざけるのは止めてって言ったじゃん!


「君のこと大好きで大嫌い
ずっと見てたけど好みじゃないのに好きだし興味が沸いた」


『ずっと…?意味わかんない…変なこと言って誤魔化そうたって…』


「本当だよ?若いって良いよね…美しくて潤ってて…」


『頭壊れたんじゃないのアンタ』


何を言ってるのか理解不能
ついに精神まで破壊された?

頭を抱えてグチグチと変なことを言い、狂人と言われれば納得するような今の姿

一緒に居ると頭が狂いそうで追い出そうと思い手を伸ばした



『いって…!』


突然背中が痛くなり視点が、目の前に…近くにレイスが居た

何が起きたのか分からなくて頭を悩ませ周りを見た


そしてハッとした
押し倒されていたのだ

レイスが私を押し倒したのか


また…同じことを…?



『な、何?何すんの?』

問いに答えず首元に顔を埋め背中に腕を回してくる




これはまるで…



「怖い暗い痛い辛い虚しい寒い…」



甘えてくるような…



「…寂しい」



『は?何言って…』



ギュっと力を込められ圧迫される
襲ってくる様子も無く、ただ泣いている



子供のように泣きじゃくっている




「…好きで殺した訳じゃ…ないっ…明るい未来を目指してただけなのに…!
ぼっ…僕は…愛されたかっただけなのに…幸せになりたかった…だけ…光に出たかった…」



何と声をかければ良いのか分からない

これってナンチャラ不安定っていうやつだっけ?


とりあえず心の状態が変だってことは分かった

というか耳元で泣かれてうるさい



演技かも知れないし油断はできない…腕で拘束されてて抵抗もできないけど
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