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DeadbyDaylightその他ホラゲ 夢小説   短編

第3章 黒歴史だったので短編に移動


さっきまでヘラヘラしてた奴が今じゃ子供のように泣いている


何が起きたのか分からないし分かりたくもない


ただ奴は狂ってる



精神異状に浸されて我を見失ってる


今強く思うことは
『(こんな狂人から早く抜け出したい)』
ただソレだけ


本当に運が悪いって言うか…最悪な目にしか逢わないって言うか…


ハァ…とため息をつくだけ


「あかねは眩しい…いいよね…光で」


『…』


言ってることは理解できない

もしかして私を羨んでる?まさか…


「許して…ね」


レイスは被っている物を脱ぎ、顔を晒した

何がしたいのか分からないけど海外の人ってやっぱイケメンだよな…


顔をガシッと手で固定され改めて驚く

まだ目から涙は止まらずポロポロと零れて顔にかかる滴


目の前が薄暗くなり唇に…









え?






人間って本当は馬鹿力があるんだなって思った

何をされたか気がついた時思いっきり足でレイスの体を吹き飛ばし(蹴り上げ)ゾっと顔を青くした



徐々に顔が熱くなるのが感じ、怒りで体を震わせた



『このっ!大バカ!何すんだよ変態!』







*








…痛いなぁ…何だよ………あれ?
あかねが何であんな怒ってるんだ?


何で僕の顔が晒されて…頬が濡れて…あっ、あっ、あぁ…!


何だよ!何してんだよ僕!


ばか!本当に僕の馬鹿!


思い出した、思い出したぞ!



急いで僕の“顔”を着けた
カァァァッと顔が恥ずかしさで真っ赤になる

なんて姿を晒してしまったんだろう

泣いて、文句言って…あぁ恥ずかしい!


なんで我を忘れたのか…最近疲れてるのかな僕
こんな失態犯したことなかったのに!


叫びたい!この世から消えたい!ウワアアアアアアアア!



『どうせならヒルビリーが良かったあああ!うわああああああああああ!』


「もうやだ…消えたい…恥ずかしい…」



叫び声に反応したのか荒く扉が開かれハントレスが現れる


「ナニ!?ナニがオキタノ!?あかね?レイス?どうシテ顔を覆ッテルの?」


『「何でもない」』


くそ…やってしまった…

キスはどうでもいい…ことは無いか
…ごめんねあかね


人前で泣くのは何十年ぶりかな…
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