第4章 再会
「そういえば僕と会った時、どうしてため息をついたんですか?」
会議室に向かう途中、什造くんにそんなことを聞かれた。
「あぁ…。それは…アカデミーの子が…」
「何かあったのですか?」
「家族から虐待されているんだ。怪我もどう見ても増えているように見えるし…それに…」
「それに…?」
什造くんは呟くように訊ねる。什造くんその声に立ち止まった。
「卒業したらクインクス班に来ることになっているんだけど…これでいいのかな…って…」
僕みたいな身体になる…化け物のような…。そもそもクインクス班自体も差別的なとこだ。それに赤城さん…家族からも…。とこのままでいいのかと思ってしまう。
「ハイセは物事深く考えすぎですよ。
その子がその道を選んだら、それがその子の幸せには変わりませんよ」
にこにこ笑いながら什造くんはお菓子の袋をベリベリ開ける。
「そうだといいな」
什造くんに話て心の中でなにかスッキリしていた。
(赤城さんの幸せになるように家族になれたらいいな)
そう思っていたら会議室にまで来ていた。
僕はノックをして「失礼します」と言うと僕らはその部屋に入っていった。