第1章 憂鬱王子はキスをくれない.
「 んはぁ … だめっ!イクッ 」
執拗に同じ場所を早いスピードで責められて
私は簡単に果ててしまいその場にしゃがむ
足がガクガクして立っていられなかったから
「 何しゃがんでんだよ 」
「 だって … 立ってらんない … 」
「 もういいや
じゃあそのまま四つん這いになれよ 」
言われるがまま私は彼にお尻を向けたまま
四つん這いの体勢になって体を床につけた
果ててしまった事で体は既に疲れているから
この体勢は私にとっては楽な体勢であるのだ
黒尾さんはローションを再び取り出して
私のある部分に集中的に塗り始めていき
異変に気がついた私は黒尾さんに尋ねる
「 そこ触らないで下さい …
だってそこは関係ないですよね? 」
「 関係あるんだよなァ
だって今からアナル開発するんだから。
ちゃんとほぐさねぇとお前が痛い思いする 」
「 アナル … ? 」
いくら無知な私でもそれが何かは分かった
この人まさかお尻の穴に挿れようとしてる?
そう思うとゾッとして顔の筋肉が硬くなった
黒尾さんの指は私のお尻の穴付近に触れる
そうされる度についつい力が入ってしまう
「 力抜いとけよ 」
「 触らないでください … やだっ … 」
ぐいっと指がお尻の穴へと侵入してくる
いつもと違う感覚に私は戸惑ってしまう
「 痛いっ … んふ 」
「 大丈夫だって
そのうち穴がほぐれて慣れてくるから 」
指をゆっくり動かされても変わらなかった
痛みに悶えながら早く終わる事を願った
指が2本に増えると痛みは更に増していく
「 ん── っ!苦し … あぁっ 」
「 さっきよりはほぐれてきたみたいだな 」
黒尾さんはそう小さ呟くと自分のモノにも
ローションを大量につけ始めニヤリと笑う
私のお尻の穴にそのまま当てがうと息を吐く
「 最初ぐらいはゆっくりしてやるから 」
「 !? 痛いっ! 」
「 我慢しろって
痛いの最初だけでどんどん良くなるって 」
お構いなしに私のお尻の穴へと入ってくる
アソコに挿れられるのとは感覚が違って
不思議な感覚で妙に違和感を感じてしまう