第1章 憂鬱王子はキスをくれない.
「 美雨、お待たせ
右側に顔向けて大きく口開いてみて 」
言われるがまま右側に顔を向け口を開けると
口内に大きくなった彼のモノが侵入してくる
歯が当たらないように必死に口をすぼめる
すると現在右側に居る筈の赤葦くんの指が
何故か私のアソコへと挿入されているのだ
違和感を感じながらも彼のモノを舐め続ける
「 んあはっ … ん 」
指が出し入れされる角度からしてもおかしい
── これって … 他に誰かいるんじゃ …
見えないから誰が居るのかが確認出来ない
すると口内から突然 彼のモノが引き抜かれた
再びベッドが軋んだ後2つの足音が聞こえた
「 赤葦くん … 他に誰か居ますか? 」
「 居るよ、誰かは秘密
自分で今 誰が居るかを当ててごらん? 」
「 ちょっ … そんな … 」
── 私は知らぬ間に3Pしていたの?!
と言うかもう1人は一体誰なんだろうか?
手の感覚だけじゃどうも分かりそうも無い
「 はい、じゃあまた口開けてみて 」
口を開くと再び口内にモノが捩じ込まれる
これがどちらのモノなのかすら分からない
でもさっきのよりは大きくはない気がする
そしてまた私のアソコに指が挿入されていく
「 んはぁ … んふっん 」
この指は簡単に気持ち良いポイントを見つけ
そこをいやらしくも執拗に掻き回し始めた
私は気持ちよくて思わず眉間にしわを寄せた
「 んっ らめえ … んぐっ 」
同じ所を何度も何度も弄り回されて居ると
突然私の頭の中は真っ白になってしまった
前にもこんな感覚が襲ってきた事があった
きっとこれが所謂イクという事なのだろう