第1章 憂鬱王子はキスをくれない.
くちゅくちゅと唾液を含んだ下の這う音に
私の体はもっと熱くなり興奮しているのが
自分でも嫌になるくらい分かってしまった
「 んっ ── あぁっん … っあ 」
「 良い顔するね … 興奮する … 」
及川さんは私を見つめながら微笑んでいる
その表情にすら興奮している私は変態か?
彼はブラジャーをズラすと突起をしゃぶる
私に聞かせるようにわざと音を立てながら
「 あぁっ!んふっ … 気持ちいぃ 」
「 舐められるの好きなんだね?
じゃあ暫くは舐めててあげるからね 」
私の反応を見ながらスピードや動きを変える
執拗に舐められ私の突起は赤く腫れあがった
時折指で触られると私の腰は淫らに動いた
長い時間それをひたすら繰り返すだけだった
物足りないそんな事をぼんやりと考えていた
「 及川さんっ … もうっ … 」
「 もう何?気持ち良いでしょ? 」
「 我慢が … 出来そうに無いっ … んっ 」
「 しょうがないね 」
及川さんはようやく私の下半身を触り始める
私の下着に手が触れた時 手の動きが止まった
彼は驚きながらもニヤリといやらしく笑った
「 既にびしょびしょじゃん 」
私の下着の中は既に大洪水状態であった
自分でもそれが分かるくらい湿っていた
媚薬の力なのか下着は意味を成していない
「 これはもう触る必要ないよね 」
及川さんは自分のボクサーパンツを脱ぎ捨て
私の秘部に自分のモノを擦り合わせ始める
彼のモノが入り口をいやらしく動いていく度
早く欲しいと私の秘部はヒクヒクと求めてる
「 早くっ … 下さい … っあん 」
「 そんなにこれが欲しい? 」
「 欲しい──っ お願いします … っ 」
私は涙目で及川さんに自ら懇願してしまった
媚薬のせいで火照ってしまった自分の体を
早くどうにかしたい気持ちでいっぱいだった
「 そんなに求められたら仕方ないね 」
及川さんは私を四つん這いの体勢にさせて
後ろから勢い良く私のナカに挿入してきた
及川さんのモノは子宮にダイレクトに当たり
その感覚に驚き体勢を崩しながらも喘いだ