第1章 憂鬱王子はキスをくれない.
「 流石にこれは下手くそだな
こりゃこれから仕込んでいくしかねぇな 」
とうとう見兼ねた俺は自分の手を伸ばして
彼女の頭を両手で掴み上下へと動かし始める
苦しそうな顔をしているが御構い無しだった
すると突然彼女は俺から勢いよ良く体を離す
「 ぐふっ … 苦しぃ … 」
「 何だよ、折角良い所だったのに 」
彼女は無理矢理 俺の動きから逃れ咳払いした
奥まで突っ込んだから苦しいのは当然だ
でもこれは野生の勘とでも言っておこうか
おチビはこうゆうのが決して嫌いじゃない
そんな気がしていた、所謂M体質って事だ
俺は再び上になって彼女に覆いかぶさった
おチビは緊張しているのか強張った顔をして
俺の顔をじっと見つめたまま固まっている
「 力抜いとけよ 」
入り口にグッと押し当てて一気に入ってきた
てっきり痛いなんて暴れ始めるかと思ったが
彼女の顔は痛みとは無縁の緩んだ表情だった
「 んふっ … あぁ 気持ちいぃ … かも 」
おチビがまさかの気持ち良いなんて言い始め
もっと反応を引き出そうと腰の動きを早める
彼女を見ていると突然目が合い時間が止まる
いつもは俺を見るときは嫌悪感満載のくせに
今は何故かうっとりとした瞳で俺を離さない
そんな瞳で見られたら衝動に襲われちまう …
── もっとこいつを苛めたい
「 俺にどうされたい? 」
「 あっ … んっ 分かんないっ 」
「 じゃあこれは? 」
俺はそう言うとおチビの首筋に噛み付いた
突如現れた痛みに彼女の顔は醜い程に歪む
甘噛みなんてゆう甘いものなんかじゃない
「 お … 今締まったな 嫌いじゃねぇんだ 」
痛いはずなのに彼女の体は興奮している様だ
おチビの反応を伺いながら良しと判断して
彼女の体の至る所に俺は容赦なく噛み付く
「 痛っ … ぃ 」
絞り出す様な声で彼女はそう言っているが
言葉とは裏腹にアソコは何故か締め付ける
「 そう言う割にいちいち締め付けてんなァ 」
やっぱり嫌いじゃない事を確信した俺は
そんな彼女のアソコを激しく突きながら
痛みと快楽を同時にただ与え続けていた