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闇夜の雫【FF15】

第3章 後編



指が曲がり、探るように内側を掻く。
反応を見ながら角度を変え、勝手知ったるユーリの弱い場所を見つけると、彼女の身体が大きく震えた。

「久しぶりだからちゃんと慣らさないとね」

耳元で囁きながら同じ場所を繰り返し抉った。
速度が上がり、水音が指の動きに合わせて律動的に刻まれる。もう一方の手で腿を押さえつけて、閉じようとする脚を許さなかった。

すると、ユーリの身体が弓なりに反った。言葉にならない声、嬌声と呼ぶには切迫し、シーツを掴む指が白くなっている。

「イきなよ」

ユーリの反応に目を細めると、獰猛な、けれどどこか満足気な笑みを浮かべ、親指と中指、二本で容赦なく追い上げる。
引いて、突いて、抉って波を作る。
アーデンの言葉に背が反り、太腿が指を挟みこむように震えた。波が全身を駆け抜けていく。一度、二度、三度、痙攣するように身体が跳ねて、やがて力を失ったようにシーツに落ちた。

「…さて、もう一回いこうか」

ユーリの呼吸が落ち着く前に、告げられた信じられない言葉。
確かに久しぶりだからいきなり突っ込むようなことはしないだろうが、もしかして長期戦になるのか。
ユーリの脳内に観光という文字が浮かんだが、すぐにそんなこと気にしている場合ではなくなった。

アーデンから口づけを受けながら、再び這わされた指に、ユーリは軽く青ざめた。




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