第3章 ONE PIECE 今頃気付くなんて/Ace
「いいのか?隣に聞こえるぞ?」
"隣"
そのキーワードだけで瞬時に現実へと引き戻される。
シャンクスは何を思ったのか、意地の悪い笑みを浮かべた。
「確かエースとルフィも来てるんだったな。…ん、噂をすれば誰か近付いてきてるぞ…?」
『Σっ!?シャンクス!もぅ…っぁ、あぁん!!』
秘部をなぞるようにして入れられたモノの圧迫感に、盛大に荒げてしまった声。
慌てて口を抑えるが、ゆるゆると動かされるソレに身体はいとも簡単に感じてしまう。
「"もぅ"?ヤめちまうのか?そりゃぁ無いだろ?やっと俺達繋がったところだってぇのに?」
シャンクスは、私をベッドからずり落とすと足を持ち上げ、慣れた腰つきで際どい部分を擦り付けてくる。
『ゃあ、んッ!』
上半身だけずり落ちた身体が弓なりになる。
淡い電流が体内を掛け、その甘い何かに溺れそうだ。
やめて欲しいのに…
気持ちいいなんてっ…
初めての感情と羞恥心で生理的な涙が頬をつたう。
熱に浮かされながらも、聞こえてくる足音に何とか理性を取り留め彼を睨めば「そぅ、煽るな」と言われた。