【夢松】従順に従うまで躾てやる・・・骨の髄まで、な
第8章 三男チョロ松編
「・・・・・・っ。」
寝たのか。まぁ・・・さっきまで
あんなにやられてたからな。
疲れるよな
なんで俺コイツのこと気にしてんの?
くだらない・・・あーバカらしい。
戻って休憩するかーーー
「チョロ松。次お前の番だけどさー・・・出来るの?」
「兄さんに言われなくても、僕はやれば出来るから。」
「ふーん?ま。頑張ってねぇ。祈ってるから」
コイツ本当に長男なのか?不安だな。
・・・確か夢愛歌ちゃんだったつけ。
弟達がちゃんと躾て調教したのか、不安だな。後で確認しておくとするか
鍵を開けて入ると
まだ熟睡していたようだ。
大きな音たてても起きないほど
熟睡出来るなんて、ある意味凄い子かもしれない・・・
こうして見ると可愛らしさが出ていてあと気なさがある。
もう少し様子見るとするかーーー
目が覚めてなんて言うのだろう?
凄く気になる。
「ん・・・」
「おはよう。熟睡してるなんていい根性してるね?」
「!?ご、めんなさい!私気づかずに寝てーーー」
「いいよ。君の寝顔と小言だけで充分だし、ね?僕の名前はチョロ松。松野家の三男で常識人だよ」
なんて、少し優しいかな。こんなんじゃ、何言われるかさえも分からない。