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愛に溺れて、飲み込まれて

第1章 1章  逃げるなら容赦はしない


     世界が止まった






     「好き......私を......!?」


   困惑が伝わったのか、太宰と中也はまくし立てる









    太宰「気づいてなかったんでしょ、彩夏。」






    中也「ずっと前から、会ってまもない頃から

        ずっと好きだった。」





  太宰「......でも、彩夏は、気づいてなかった。

     知ってた?沢山の人が彩夏を狙ってた。」






    「そんなの.......知らないッ。」






    中也「だろうな、変な種は俺たちが

     早めに処分してたから。」






    息を呑む。それは彼らにとっての
          処分の意味を悟ったからだ






    「で、でも私は恋愛もしたことないし、 

      人を好きになったことがない。」






    太宰「知ってるよ、だから今は......


     彩夏の心は諦める。



     でもね.......私たちも限界なんだ。


   
     今までは見てたよ、.......だから今度は」







     中也「...俺たちから堕としにいく。」




   光のない、マフィアの目を感じ取り、ゾッとする






       それと同時に悟った。




    自分はもう堕とされる以外の道が
         残されていないことを





  太宰「じゃあ、これから........楽しもうか?」





 
         ズグググッ....



        グプンッ......グチュッ



  
  「うあっ、あっ、はあっ.......あンっ 、ンアッ」


    容赦のない打ち上げに体が悲鳴を上げる





    太宰「......覚悟してなよ?

       堕としにいく準備はできている


      さァ? いつまで耐えられるかな?」



     妖艶な笑みを最後に私は記憶を飛ばした。



        
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