第1章 1章 逃げるなら容赦はしない
動かない体を遊ぶように
太宰に所有され続け、意識も半分
朦朧としていた時
ピリッ
何とも言えない痛みが走った
中也「...........。」
変な感覚と嫌な予感が脳内を埋め尽くす。
「まさか...........やめて!」
中也「...チッ、彩夏、手前が俺たちの
ものにどうしてもならないなら、.......
こうするしかねーんだよ。」
太宰が私の腰を固定する
何を............今は........太宰がッ..
ズグッ..........
「イッ、......あっ、あああ」
光が飛び散ったように視界が回る
あ、ああ.....あああ.....ああ
あつっ.........熱いッ
苦しそうに動く彼ら
に精一杯の拒否を伝えようと首を振るも
彼らはそんな私を快楽に飲み込んだ
息が続かず、口からは喘ぎが漏れる
「なンッで........こんな..こトッを....うあっ....」
太宰「ッ、まだ気づかないのか!」
中也「いい加減気づいてくれよ。」
深く奥に突かれた瞬間、
世界が止まった。
「「俺たち/私たちは
彩夏が好きなんだよ」」