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愛に溺れて、飲み込まれて

第1章 1章  逃げるなら容赦はしない


   太宰「.......彩夏、ごめんね....。」



   なんで謝るの、どうしてあなたがそんなに
     辛そうな顔をするの?



   どうして......そんな言葉はキスに飲まれた



   中也「........ふっ........つっ」





     「ん、.........んん。」



   くちゅ......くちゃ くちゅ.....


   変な感覚が体中をかけた



   ぴりっとした電気が時折襲う




   っあ!



   
  長い太宰の指が私の中で何かに触れた





    その瞬間、自分の声が止められなくなった




   太宰「やっと.......見つけた(にやっ)」




    「や、な、何!?」




   中也「おい、太宰、手前ばっかやってんじゃねえぞ」




   太宰「なんだい中也、彩夏が私の手で
     喘いでいるのが悔しいなら、そっちの
      準備もしてしまえばいい。」




    そっち......?




   驚きからか目を見開いた中也は私を一瞥して
     そして笑った




  中也「.......ああ。それも.....そうだな」(黒笑)





   その笑顔に不覚にもドキッとした
  
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