第2章 2章 花魁
『ち、ちがっ』
中也「彩夏、かつて裏社会最強の女と呼ばれた人間
敵を手玉にとり、
鮮やかにベットの上で惨殺死体にする
どんな男のテクニックがあろうとお前は決して
堕ちなかった。」
太宰「まあ、当たり前だよね?
だって快楽を感じないんだから。」
『ッ。』
快楽を感じないことまで.....
『あなたたちは何者?
私を........どうする気.....』
深い笑みが私を射抜く
無意識のうちに後ずさる体を
掴まれる
『い、いっやっ.....嫌ッ 離してッ』
太宰「最初は好奇心さ、ここらでずっと一番と
言われ続ける花魁に興味があった」
中也「それと同時に俺たちの目的もな。」
『もく....てき?』
声が震える
恐怖が募る
太宰「ああ、私たちはなかなか外に出ることができ
ない柄でね、探していたんだ
専属の性処理を」
ゾクリと泡立った体
自分に向けられた目線の意味