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愛に溺れて、飲み込まれて

第2章 2章   花魁


   太宰「........次は私がしよう。
      .......楽しませてもらうよ?」




   彼の瞳に背筋がゾクリと泡立った




   快楽など効かないはずなのに
    今更セックスをするのが怖くなった





   『っ.....よろしくお願いします。』





   太宰「じゃあ.....遠慮なく(黒笑)」




   さわさわと胸を揉みしだく
    普段は感じない感覚がふわりとかぶさった





   『ンっ.......... 』





   自分が本気で喘いだことに驚いた




   今..........





   まるでそれには気づかなかったかのように
     優しく、それでいて追い込むように




   手は胸に愛着を施していく


   



    ンはっ.........



    何かがおかしい





   そう思った時には
    遅かった




   太宰「君、異能力者だよね?
        かつて裏社会に居た。



      彩夏、君は色仕事の専門家だよね?」





   心臓が締まった





    なぜッ........なぜ!!

   それを知っているの?
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