• テキストサイズ

愛に溺れて、飲み込まれて

第2章 2章   花魁


    恐怖の余り仕事なんて考えは消し飛んだ



   倦怠感の残る体を引きずるように
     入口側に立つ彼らと反対方向の窓へ逃げる



    
    しかしそれは遮られた





    中也「逃げれると思うなよ?」



   耳元で落とされた言葉によって




   ぴくんッと体が反応する





    何故っ




   太宰「((クスクス    どうして快楽を
     感じてるのかわからないんだろう?」




   

   『なんでッ』




   太宰「私が異能力を無効化する異能力者だからだよ」






   異能を無効化.......?




   それがどんな意味を示すかわからないわけではない






    『快楽が........そのまま伝わる.....?』


    震えながら出した答えを聞いた彼らは
     見るものをそれだけでイかせるような



   笑みを浮かべ、体に触れた




   太宰「彩夏、君の異能力はさぞかし
       男の快楽を妨げてきたんだろうね?




    でも、それじゃあ勿体無い



    本当の快楽を全て教えてあげよう」
/ 19ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp