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一松くんと私。 ( R-15 )

第1章 一松くん、出会う。


話してみて分かった事。



木村みゆという名前で、


俺と同い年の23。


ここから5駅いったとこの会社で働いてるらしく、


猫と戯れるためにいつも乗ってる電車より三本早めにくるらしい。


…とんだ猫馬鹿がいたとはね。

俺以外に。









「…って、やば!
電車間に合わなくなっちゃう!

ごめんね一松くん、また明日!」







出会ったばかりの俺に、ニコニコの笑顔で
下の名前で呼ぶこいつ。

俺のクズさを知ったらクソ松って呼ばれそう。

だったらあのクソ(カラ松)と同レベじゃん。

まあでもクズだから仕方ないよね、俺クズだし。






__自分で言ってて、悲しくなってきた。






少しだけ猫と戯れて、

俺は帰宅した。
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