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DeadbyDaylight 夢小説

第6章 本物の変態


落ち着いて周りを見ればナニカに押さえつけられてるではないか

それに目の前の空気がボヤけて見える
何これ?

ボヤける空気をペタペタ触ってみるが固い
ってか布?っぽい触り心地


「…あんまり触らないで。興奮しちゃうから」

『!?』

空気が喋った!?

よく音を聞いてみれば息の音がする。鼻息?
あれ?ちょっと息荒くない?

もしかして…この空気人間?

とりあえず怖いので上に乗っかってる(?)人間を押す
てかお前誰だよ

『あの…退いてくれませんか?』


答えが帰ってくる訳もなくただ息が荒くなるだけ
ちょ、帰りたい。そして泣きたい

熱いナニカが首をスルスルと這っていくのと同時に相手の息が荒くなるのが感じられる
すると首の根元にジワリと痛みが走った

『いっ…!え!?何してんの!?何がおきてんの…!?誰?誰なの!?』

「ん…やぁ。僕はレイス、今 君を噛んでるんだよ」


な ん で 噛 ん で る の

ってかお前がレイスかよ
噛むの止めてよ

クソ痛いんだけど

『やっ…痛いんだけど…』

「少しくらい我慢してくれよ。」

ダメだ…コイツ頭おかしい

暫くこの状態か続いてレイスは満足したのか口を離した


体が軽くなった瞬間、鐘?のような音が鳴りレイスの姿が現れた

「改めまして、僕がレイス。
君のことは知ってるよ。うさみちゃんだよね」

『…』

体に包帯が巻かれてて頭にポッキーのような枝のようなものが生えてる(?)
整った顔に白いペンキなような線が引かれてて口元が動いてなくて…

あれ?何を考えてるんだ?

と、とりあえず本物の顔では無さそう
頭に何か被ってるのかな

『何で噛んだんですか…』

「いやぁ、美味しそうな体を見つけたから
でも胸が小さいなぁ。もう少し大きければいいのに」


…泣いていい?

ねぇ、泣いていい?


「まだ味わいたいから、もう少し噛ませて」

『え』


コイツ本物の変態だ…
トラッパー…変態呼ばわりしてゴメン

レイスの方が変態だった

泣きたい気持ちを押さえて逃げようとすると
また押し倒されて今度は肩に痛みが走った


…変な奴ばっかりで嫌になりそう

諦めて痛みを感じながらソッと目を閉じた

てか噛むの止めて痛い
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