第2章 1
そう言うと山賊達は酒場から出ていく。
「じゃあな腰ヌケ共。酒がねェんじゃ話にならねェ。別の町へ行くぜ」
ぞろぞろと山賊達が出ていく中ヒグマが言う。いなくなった後、マキノがシャンクスの元に駆け寄る。
「船長さん、大丈夫ですか!? ケガは?」
「あー大丈夫、問題ない」
シャンクスはそう言うと吹きだす。
「っだーっはっはっは。何てざまだ、お頭!!」
「はでにやられたなァ!!」
ぎゃははははは、と豪快に笑いだす船員達。
「はっはっはっはっは!!」
シャンクスも一緒になって笑いだす。
だが、ルフィとメイカは黙っていられなかった。
「なんで笑ってんだよ!!」
「どうして!」
「ん?」
ルフィとメイカがシャンクス達に向かって叫びだす。
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