第1章 【 オレ×ト×キミ 】
ゴン「あ!」
ノブナガ「何だ、顔見知りでもいたのか?」
キルア「あー、いや〜…あ!あの時の女!」
フィンクス「何だシズクの知り合いか」
シズク「ううん、全然!」
キルア「え?」
フェイタン「あー、思い出した。
腕相撲してた子供ね」
シズク「何だっけ、それ」
フランクリン「お前、一昨日あの子供と
腕相撲して負けただろ。」
シズク「負けた!?私が?嘘だよ!
いくら私でも子供には負けないよ」
フランクリン「いいや、その時お前
右手でやって……」
シズク「何で?私、左利きだよ?」
(あーー、完全に忘れてるよシズク。)
フェイタン「無理ね。シズクは一度忘れた事
二度と思い出さないね」
フランクリン「いやぁ、俺の勘違いだった」
シズク「でしょ!」
ノブナガ「ほぉー、お前シズクとやって
勝ったのか!」
ゴン「うん」
キルア「まさか旅団の人だったとは
思わなかったけど。」
フェイタン「もやてたよ。腕相撲」
『うん!…覚えてるかな?』
キルア「あ!あの時の!覚えてるぜ」
ゴン「あの時は、ありがとう!」
『ううん』ニコッ
ノブナガ「、何かしたのか?」
ゴン「俺の目的の為にわざと負けてくれたんだ」
ノブナガ「なーるほどな」
『ノブナガもこの子と腕相撲すれば?』
ノブナガ「あぁ、そうするぜ」
するとノブナガは長い髪をまとめた
ノブナガ「よぉーし、俺と勝負だ」
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今で何度目だろうか…
さっきからずーっと、この調子。
黒髪少年の手の甲は真っ赤になり腫れている
(大丈夫かな〜?)
ノブナガ「Ready?GO!」
バタンッ
黒髪くんの腕がまた倒される
ノブナガ「もう一度」
それでも黒髪くんはノブナガの手を握る
ノブナガ「Ready?GO!」
『ふあ~~ぁあ…』
シャル「眠いのかい?」ボソッ
眠そうな目をしながら頷くに
シャルナークは自身の背中を指で差した
シャル「おぶるよ。ほら、おいで」
『うん…』
シャルナークはを軽々と持ち上げる
肩に顎をのせ、首筋に顔を埋めた
ノブナガ「なぁ、俺は蜘蛛の中で腕相撲
何番目に強ぇかな?」