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最愛の人 【 H×H /クロロ 】

第1章 【 オレ×ト×キミ 】


カチャ……

『クロロ?…居るんでしょ』


舞台へと真っ直ぐ進んで行く
もうすぐシルバとゼノ爺が来る。
相手は暗殺一家。しかも二人…本当は私も応戦したい

クロロだけで足りているのも分かってる
自分の力が要らない事ぐらい
でも、役に立ちたい…

そう思いながら歩いていると、いつの間にか
クロロがそこにいた。


クロロ「来たのか…」

『…ごめんなさい』

クロロ「謝らせたくて言ったんじゃない。
心配して来てくれたんだな」

『うん…ダメ、だった?』


しょぼんと肩を落とすを見てクロロは
愛おしく思った。
クスッと笑うとにおいでと両手を広げた

そんなクロロを見て子供の様な無邪気さが溢れる顔で勢いよく抱きついた


クロロ「大型犬か何かか?」

『それ自分こと言ってる?』

クロロ「こいつ…」クスッ


幼馴染みで恋人とはいえ
何とも緊張感の無いものだ。
これからゼノ爺とシルバが殺しに来るのに


『守るよ。ちゃんと…』

クロロ「バカだな。俺に守られてろ」


そんな言葉が嬉しくて抱き締める力を強くした


『!………来るね。』

クロロ「ああ」



カチャ……


2枚の扉から別々に来客者が2人。
ゼノ爺とシルバだ


何も言わずにクロロと抱き締め合っていた腕を離した。チラリと隣のクロロを見ると不敵な笑みを浮かべていた

ゼノ爺とシルバ、そしてクロロも何歩か進んだ所で一瞬で姿が消えた。
それが合図かの様に今、戦闘が始まった




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