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最愛の人 【 H×H /クロロ 】

第1章 【 オレ×ト×キミ 】


ノブナガ「たいしたヤツらだ。
尻尾を掴ませねぇ」

マチ「かなりの使い手だね」

『これが鎖野郎だったら良いのにね』



廃ビルや廃墟が建ち並ぶ場所に来た


マチ「誘いに乗ってこないね」

ノブナガ「たぶん、鎖野郎じゃないかもな」

『あ。やっぱり?』

マチ「何で?」

ノブナガ「気配からして尾行してるのは複数だ
だが、鎖野郎は恐らく一人で動いてる。」

マチ「根拠は」

ノブナガ「奴はノストラードファミリーの人間
な訳だろ?にも関わらずウボォーと1対1で
闘ってる節がある。何故なら、マフィア側に
全く動きがねぇからな」


『組が関わっていれば生死を問わず
ウボォーは凡ゆる手段で私達の脅しに使われる
死んでたら今頃ネットで晒されてるよ』


ノブナガ「鎖野郎は単独犯で
今、俺達を追ってる奴らとは違う」

マチ「何か穴がボコボコの理論だけど」

ノブナガ「じゃあ、お前はどう思うんだよ」

マチ「ん…、そうだね。この追跡者も
鎖野郎と関わりがあると思うけどね」

ノブナガ「勘か?」

マチ「勘だ。」

_________________


プルプルプル…プルプルプル…

ピッ

フィンクス「フィンクスだ。」

ノブナガ「お、何だ」

フィンクス「どんな様子かと思ってな」

ノブナガ「ずーっと付けられてんだけどよ
襲って来ねぇんだ。なかなか位置が掴めねぇし
長引きそうだな」

フィンクス「それじゃ良い情報教えてやろうか」

ノブナガ「ん?どういう事だ」




















ノブナガが廃墟の窓辺を見た_______


『あぁ、あそこか。ビンゴ!』

マチ「知ってたの?」

『まっさか〜、勘だよ』

マチ「そっか。」

『ノブナガと一緒にこっちに行くね』

マチ「了解」


____________________


ノブナガは窓辺の方へと大きくジャンプした

ノブナガ「よぉ」

『ねぇーー!!!早くどいて!?!?』

下の方からの声がした

ノブナガ「おー、悪ぃ悪ぃ!」


『も〜…』


ノブナガ「それより、フィンクス。
何でお前がここにいる?団長と一緒に
お出掛けじゃなかったのか?」







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