第1章 【 オレ×ト×キミ 】
フェイタン「団員同士のマジギレ禁止ね」
フェイタンは冷静にノブナガに向かって言った
ノブナガ「うっせぇ!」
フェイタン「それにしても私達の
仕事には便利な力ね」
『私も風呂敷つかってみたいなぁ』
ノブナガ「こいつは俺様が切り刻む!」
フェイタン「ダメね。そいつには持ち去ったお宝の在処を話してもらうね」
シャル「フェイタン流の拷問で聞き出すのか?
君も、とことん運が無いね」
『痛かったらいっぱい叫んでね!』
フェイタンから車に乗り込みシャル達も乗る
ノブナガは「畜生~っ!」と言いながら叫んでいた
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車から降りてアジトに着くと私は自室へと向かう
フェイタンはフクロウを拷問にかけるため
拷問部屋に連れて行った
(もう拷問終わったのかな?)
拷問部屋に足を運ぶとマチもいた
『やっほ!マチ』
マチ「あぁ、か」
『あ!ねぇねぇ痛かった?』
駆け寄って話しかけたがフクロウは
虫の息なのか喋れずにいた
(あーあ、壊れちゃった)
マチ「競売品の在処は吐いたかい?」
フェイタン「つまんなかたね。
拷問の「ご」の字も始まらない内に終わたよ」
『そっか…でも私が癒せば相手は死ねない。それだとフェイタンも退屈しないのにね!』
ふふっと天使の様な笑顔を見せるだが
喋っている内容は悪魔の様だった
フェイタン「ほんとね」
用の無くなった部屋から出た
フェイタン「そういえばシャルナークは?」
マチ「さっき連絡があった。コミュニティ
の連絡係の部屋を突き止めたってさ」
『さすが!仕事が速いね』
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コミュニティに潜入するため正装をした
フィンクス、シャル、ノブナガ、マチ、シズクと共に私もついて行く事になった
コミュニティに着くと全く怪しまれずに
あっさり侵入する事に成功した。
男がウボォーのいる場所まで案内してくれた
ウボォー「馬子にも衣装だな」
案内してくれた男をフィンクスは片手で殺した
フィンクス「耳を疑ったぞ。
お前が攫われたと聞いた時はな」
フンっとウボォーはそっぽを向いた
シズク「デメちゃん、お仕事だよ!
ウボォーの体の自由を奪ってる毒を吸いだせ」