第1章 【 オレ×ト×キミ 】
ウボォーが右手を大きく振り上げた
その瞬間、男の首はグギッと音を立て折れる
するとウボォーは大きな手で男の頭を鷲掴みにしグシャリと、いとも簡単に粉砕した。
血が飛び散り、目玉が飛び出す。
何とも哀れな光景だ
ノブナガ「何よりも強く。ただ強くってのが、あいつの心情だからな」
ウボォーが次々とマフィアを倒していく中、ノブナガがぽつりと呟いた
ノブナガ「ただの銃じゃ、ウボォーの体に掠り傷一つ付けられんぜ」
フェイタン「肉体の強さは蜘蛛の血ね」
フランクリン「まるでゴリラ対アリだな。」
『ふふ、本当だねっ』
ノブナガ「お?まだ来るぜ」
また車が何台も停車する
フランクリン「わざわざ殺されに
ご苦労なこった」
シャル「見てても仕方ないから
トランプでもしないか?」
シズク「そうね」
マチ「賛成。は?」
『参加するならマフィア殺しがいい!』
ぷりぷりと怒るにフェイタンは呆れて溜め息を吐いた
フェイタン「………念能力、使わないなら行てもいいね」
『本当!?あ…でも、やめとく』
フェイタン「何故ね」
『私、陰獣を倒したいから。』
さっきのふわふわした雰囲気とは一変し殺気含んだ目をする
フェイタン「わかたよ」
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シャル「ウボォー!!!」
ウボォー「え?」
シャル「来たよ!」
アレアレと指差す方向には3人の男がいた
(きっとあれが陰獣…)
フェイタンとが立ち上がるとウボォーが制す
ウボォー「おいおい!余計な手出しするんじゃねぇぞ!俺はまだ全然暴れ足りねぇんだからよぉ」
『えぇええ!!!』
フェイタン「やれやれ…」
シャル「ここはウボォーに任せてフェイタンとも一勝負どお?」
闘えないと理解した瞬間いじけてシャルに後ろから抱きついた
シャル「そんなにいじけるなって!もしかしたら陰獣は弱いかもしれないよ?」
『でも戦ってみないと分かんないじゃん…』
シャル「分かるさ!は強いよ」
『そう…かな?』
シャル「そうだよ!最大の敵は直ぐ近くにいるって本に書いてあったしね」
『じゃあ、そのために蓄えとかなきゃね』