第1章 【 オレ×ト×キミ 】
『あったけど、解決済み!』
大丈夫だよ!とパクに笑顔を向ける
パクノダ「そう、何かあれば言ってね」
『ありがとね』ニコッ
マチ「何、どうしたの」
パクノダ「昨日の言ってた事よ」
マチ「まさか当たってたの?」
『うん、えへへ』
パクノダ「でも、解決済みよ」
マチ「ならいいんだけど」
『マチもありがとね』ニコッ
ウボォー「おーい、ー!」
『あ、はーい!』
パクノダ「忙しいわね」
マチ「団長もうじき拗ねるね…」
やれやれと溜め息を吐くパクノダとマチだった
クロロ「シズク…ヒソカは来ないのか」
本を読みながらシズクに問う
シズク「まだ来ないみたいですね」
マチ「私も連絡したんだけどね…」
フィンクス「いつもの事だろ」
手を首に当ててポリポリ掻くフィンクス
シャル「団長、ヒソカに用があったの?」
クロロ「あぁ…少しな」
ノブナガ「ったく、何回目だ!」
コルトピ「これで来ないの…4回目…」
シャル「あちゃー」
クロロ「は?」
シズク「肩車してもらってますよ。ほら」
シズクの指差す方向にキャッキャと楽しそうにしているウボォーとの姿があった。チラリと見た後クスッと笑い、また目線を本に向けた
気付けば外は夕方で、だんだん月と星が輝く夜になりつつあった
その頃シズク、パク、マチと別の部屋に行きガールズトークをしていた
マチ「で、団長とは昔から仲良いけど意識したのっていつ頃なわけ?」
『いつか覚えてないけど、好きって意味がやっと分かった時かなぁ』
シズク「いいなぁ、恋か…」
マチ「今は仕事だけでいいよ」
パク「同じく」
『パクは大人の色気があるから
凄い人と付き合いそう!』
シズク「例えば?」
マチ「大富豪とか、石油王みたいな?」
『そんな感じ!』
パク「へぇー」クスッ
コンコン
シズク「はーい」
ガチャ
シャル「団長が呼んでるよ!」
『おっけい~』
パク「何かしら」
マチ「仕事じゃない?」
シズク「そうだね」
みんなの集まる場所まで歩いて行く
『クロロ、どうしたの?』
クロロ「仕事だ」