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最愛の人 【 H×H /クロロ 】

第1章 【 オレ×ト×キミ 】


『ん……?…』

クロロ「…起きたか」

目を擦りながら、体を起こす

フェイタン「やと起きたね」

『今、何時?』

フェイタン「朝の6時ね」

そっかぁ…と呟き窓の外を見る

『何でクロロがいるの?』

頭が冴えてきたのか、クロロに疑問をぶつけた

クロロ「フェイタンから電話があった」

『フェイタン、電話してくれたの?』

フェイタン「私、話聞いただけよ。
あとの問題は2人で解決するね」

冷たく言い放つフェイタンだが、本当は泣いているを見ると心配で仕方がなかった

『ありがとう、フェイタン』ニコッ

フェイタンの心理を見透かしたかのように
は感謝の気持ちを含めて微笑んだ

フェイタン「…」

クロロ「…、昨日は何があった」

『…クロロはもう何となく察してるんじゃない?』

(私が嘘をついてもバレるしね)

クロロ「本人の口から聞かないといけない事もあるだろ」

『分かった……あのね』

は昨日の出来事を事細かに話した

フェイタンも〈君を好きな道化師〉は
ヒソカだと思ってる事をに言った

クロロ「まぁ、一言で表すと面倒臭い。な」

フェイタン「ほんとね」

『ヒソカってば、私のどこがいいんだろ』

(気の強そうな人が似合うと思うんだけど)

フェイタン「ヒソカに問い詰めるよ」

クロロ「好きにしろ。ただ、俺が浮気などする筈ないだろ…そんなに信用してないのか」

『信用してるよっ!…でも、あの女の人…綺麗だったから』

クロロ「そんなに不安で自分に自信が無いのなら、今ここで言っておく。」

の瞳を真っ直ぐ見つめ、手に触れた

クロロ「俺が愛してるのはだけだ。未来永劫。ずっと変わらない」

クロロの気持ちを受け取ると、ふわりと微笑んだ。の横顔は柔らかな朝の光に照らされ、まるで女神の様だった

フェイタン「…」

フェイタンも映画のワンシーンを見ているかのように、とても優しい目をしていた。

フェイタン「見せつけられるこちの身にもなるね」

『あはは、ごめんね~』

クロロ「支度しろ。アジトに行くぞ」
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